心理教育

心理教育プログラムを導入しています。
心理教育は、当事者様向けの心理教室「こころクラブ」と、ご家族様向けの家族教室とがあります。

心理教育に参加すると

  • 病気や治療など知りたいことの情報が得られる。
  • 生活上の工夫や対処を共に考え、より良い対処を学ぶことができる。
  • 他の参加者やスタッフと共に語り合うことで、気持ちを支えられることも期待でき、ご本人の再発・再入院を防ぐ効果がある。

家族教室プログラム

教育セッション
  • 病院・疫学
  • 病気の経過と対処方法
  • 薬物療法の作用・副作用
  • 社会資源の活用
  • 当事者様の体験談

外来通院患者様専用の心理教室「お話クラブ」や急性期治療病棟の入院患者様を中心とした心理教室も開催しています。スタッフ一同、チーム一丸となって当事者様とご家族様を支援いたします。

はばたき(長期入院患者退院支援プロジェクト)

入院生活が長くなった患者様がご自分の「これからの生活」を考えるきっかけ作り、さらに「これからの生活=退院」の実現に向けて仲間やスタッフと共に取り組んでいく1年間のプログラムです。
前期半年:茶話会や疾病教室で必要な知識を学んだり、地域生活のイメージを広げます。
後期半年:前期プログラムで学んだことを実際に体験していきます。(外出・体験利用等)

地域に開かれた行事

地域に開かれた病院・施設運営をこころがけています。特に、春の文化祭と秋の運動会は、地域の皆さんも楽しみにしてくださっています。

Photo:病院文化祭恒例の移動動物園は大人気。毎年、保育所からも子供たちが遊びに来てくれます。

社会復帰部門の社会参加

社会復帰部門では地域行事などを通じて、利用者の方の社会参加に力を入れています。地域のみなさんとつながることが自信となっていくのです。

Photo:20年、30年と長期入院していた方が「さつき」に移られ、自治会の夏祭りでは飲み物を担当。完売するまで声を嗄らして頑張りました。