デイケア/ショートケア/ナイトケアとは

「退院はしたけれど、すぐには仕事ができそうにない」とか「暮らしの中で悩みを抱えている」など、社会生活に不安を感じている患者様に必要なこと― それは、居場所を作ること、そして、仲間との関わりを作ること。
デイケア、ショートケア、ナイトケアは、そういった患者様にご利用いただける医療施設で、地域生活における生活のしづらさの解消を支援し、病気の再発を防ぐことを目的としています。

デイケアは、何をするところ?

デイケアは、通院中の患者様に対して、社会生活に必要な基礎的な技術(規則正しい生活、挨拶や人づき合いなど)を身につけることや、精神的なゆとり、自信の回復を目的としている場所です。
日中を過ごすことで生活リズムを整えたり、さまざまな活動に参加したり、またスタッフや仲間に悩みを相談したり、地域の方と交流したり…。利用することで仲間とも出会い、ともにいろいろな経験をして、人間関係を取り戻すきっかけを学びながら、生活の楽しみを得ることもできます。

ショートケアは、どんなところ?

デイケアと同様の目的で利用します。
デイケア6時間参加が、少ししんどい、慣れるまでは短時間利用してみたい…という方に3時間のショートケアの利用もでき、また、復職、復学などと並行して利用し、サポートも受けることが出来ます。

ナイトケアは、何をするところ?

当院ではナイトケアも行っています。ナイトケアは、夕方4時から夜8時までの時間です。一日の身体的・精神的疲れを癒すために、リラックスした時間や楽しい時間、相談できる時間があります。

こんな方がご利用されています。

  • 退院はしたけれど、すぐには仕事ができそうにない
  • 家に引きこもってしまう
  • 人とうまく付き合えない…友達がほしい
  • また病気が悪くならないか心配
  • 外出したいけれど、行くところがない
  • など

上記のようにご利用されている理由はさまざまです。
デイケア、ショートケア、ナイトケアご利用をお考えの方は、当院にご相談ください。

それぞれのニーズに合わせて

デイケア・ショートケアは、安定した地域生活を送れるように、自分のペースに合わせて利用することができます。例えば、体調に合わせて一日おきに利用したり、訪問看護のない日や、作業所がお休みの日だけ利用したり…と患者様のニーズに合わせてご利用いただけます。

デイケア ひだまり

居場所提供型のデイケアで、比較的に年齢層の高い利用者の方たちが通所しています。精神面だけでなく、身体面においてもプログラムを通し健康管理に努めています。利用者にとって必要な支援を連携を取りながら一緒に考え、有効な社会資源への利用につなげています。

デイケア ソレイユ

通過型デイケアで、利用者様の目的・目標に沿って治療的に活動するデイケアになっています。心理教育・MCT(メタ認知トレーニング)・SSTなどの治療プログラムの他、栄養課による講義や調理、カラオケ・卓球・茶話会・ダンス・創作などのレクリエーションプログラムを通して、社会復帰を目指す方々を支援しています。

ショートケア ステラ

毎週 月曜日~金曜日 
9:30~12:30

午前3時間のプログラムです。ステラでは、就労・就学を目指している方や、今の生活を良くしたい方、人との交流がもっと上手くなりたい方などを応援しています。NEAR(認知矯正療法)、疾病教育、服薬管理、MCT(メタ認知トレーニング)、SST(社会生活技能訓練)などの治療プログラムがあり、その他にも調理やゲーム、カラオケなど楽しいプログラムも行っています。卒業後は就労される方や、就労移行支援事業や障害者就業・生活支援センターなどへステップアップし求職活動をされる方がいます。

ショートケア コパン

毎週 月曜日~金曜日 
12:30~15:30

午後3時間のプログラムです。人の輪に入りたい…社会に出たいけど自信がない…一歩踏み出したい…人前で意見を言うのが苦手…就労したい…などで悩んでいる方、コパンは少人数なので集団が苦手でも安心です。朝が苦手な方でもお昼からなので参加しやすいプログラムです。
プログラムはSST(社会生活技能訓練)、音楽鑑賞、ゲーム、カラオケ、創作、茶話会、調理など、利用者の方々の意見を取り入れて実施しています。慣れてきたらデイケア(ソレイユ)にステップアップしていきます。退院してすぐ参加される方にもおすすめのプログラムです。社会復帰の第一歩の場所としてご利用ください。

デイケア、ナイトケアご利用にあたって

小曽根病院のデイケア&ナイトケア

定員 利用時間 キャッチフレーズ/特徴
デイケア
「ひだまり」
定員50名 利用時間月~金 
9:30~15:30
「一人一人の生活を豊かに活き活きと支えるデイケア」
幅広い年齢層の方が利用。居場所提供型
デイケア
「ソレイユ」
定員50名 利用時間月~金 
9:30~15:30
「選べる!学べる!変われる!」
疾病教育・SST・服薬管理など治療的活動を積極的に実施
ナイトケア 定員20名 利用時間月~金 
16:00~20:00
「1日の疲れをとる癒しの居場所」
家庭的な雰囲気の中でゆっくりと自分のペースで。

ショートケア利用に関しましては、各デイケアにお問い合わせください。
ショートケア:利用時間 月~金 9:30~12:30/12:30~15:30

費用について

デイケアの費用は医療費として自立支援医療の対象となります。自立支援医療では、自己負担は原則1割ですが、さらに収入に応じて支払額の上限が設定されています。詳しくは、お住まいの市町村にお問い合わせください。

ご利用方法

当院を受診されている場合

  • 主治医にデイケア利用を相談
  • 2つのデイケアの見学・体験
  • デイケア通所決定・開始
  • ナイトケアをご利用希望の方はスタッフにご相談ください。

他病院を受診されている場合

  • 受診病院主治医にデイケア利用を相談
  • 受診病院主治医の紹介状を持参の上、小曽根病院受付へ
    (月~金、9:00~15:00)
  • 2つのデイケアの見学・体験
  • デイケア通所決定
  • 小曽根病院医師の指示箋発行後、デイケア通所開始
  • 主治医は変えずに、デイケアのみのご利用が可能です。

    ご不明な点がありましたら、電話にてお問い合わせください。

デイケア、ナイトケアの目的

  • 陰性症状の改善

    デイケアに参加し、メンバーやスタッフとの会話や活動を通して自分の状態を正しく理解し、気持ちの整理がつくようになります。少しずつ自己像が見えてきて、目標が身近で具体的なものとなり、気分に左右されない持続性を訓練することができます。

  • 体力の回復

    精神的には消耗していても、肉体的には寝ていることの多かった入院生活で、筋力が衰え、無気力になりがちです。そこで、まず体力の回復をはかり、それにつれて心身相関として情緒的変化を期待します。

  • 外来通院の円滑化と疾病理解

    外来通院をしている患者さんは、時間的な制約などから気になっていることを率直に質問することができず、ひとり決めをしてしまう場合があります。気楽に医師あるいは同じような悩みをもつ仲間と病気や薬の話をできれば、ある程度、症状の悪化を防止することができます。

  • 前職業訓練

    実際に社会に出る前に訓練しておくべきことがあります。作業能力、人間関係をつくる能力、緊張に耐える能力などです。和気あいあいとした活動ばかりでなく、治療としての適度なストレスを作ります。

精神科のお問い合わせ 06-6332-0135
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