「退院はしたけれど、すぐには仕事ができそうにない」とか「暮らしの中で悩みを抱えている」など、社会生活に不安を感じている患者様に必要なこと−それは、居場所を作ること、そして、仲間との関わりを作ること。
デイケア、ナイトケアは、そういった患者様にご利用いただける医療施設で、地域生活における生活のしづらさの解消を支援し、病気の再発を防ぐことを目的としています。
デイケアは、通院中の患者様に対して、社会生活に必要な基礎的な技術(規則正しい生活、挨拶や人づき合いなど)を身につけることや、精神的なゆとり、自信の回復を目的としている場所です。
日中を過ごすことで生活リズムを整えたり、さまざまな活動に参加したり、またスタッフや仲間に悩みを相談したり、地域の方と交流したり…。利用することで仲間とも出会い、ともにいろいろな経験をして、人間関係を取り戻すきっかけを学びながら、生活の楽しみを得ることもできます。
当院ではナイトケアも行っています。ナイトケアは、夕方4時から夜8時まで、スタッフや仲間と一緒に夕食を食べ、お茶を飲んだりして過ごします。ゆったりとした団らんの時間を持てる場所です。
●退院はしたけれど、すぐには仕事ができそうにない ●家に引きこもってしまう ●人とうまく付き合えない…友達がほしい ●また病気が悪くならないか心配 ●外出したいけれど、行くところがない
−など、理由はさまざまです。デイケア、ナイトケアご利用をお考えの方は、当院にご相談ください。
デイケアは、安定した地域生活を送れるように、自分のペースに合わせて利用することができます。例えば、体調に合わせて一日おきに利用したり、訪問看護のない日や、作業所がお休みの日だけ利用したり…と患者様のニーズに合わせてご利用いただけます。

| 定員 | キャッチフレーズ | 特徴 | 利用時間 | |
|---|---|---|---|---|
| 第1デイケア | 50名 | ひとりひとりが主人公 | 院内喫茶営業、多彩なプログラム | 月~金 9:30~15:30 |
| 第2デイケア | 30名 | 選べる、学べる、変われる! | 活動性が高い、自主性を尊重 | 月~金 9:30~15:30 |
| 第3デイケア | 26名 | ゆったり、いきいき | 認知症を含む幅広い層に対応 | 月~金と祝日 9:30~15:30 |
| ナイトケア | 20名 | のんびり、ほのぼの | 月~金 16:00~20:00 |
デイケアの費用は医療費として自立支援医療の対象となります。自立支援医療では、自己負担は原則1割ですが、さらに収入に応じて支払額の上限が設定されています。詳しくは、お住まいの市町村にお問い合わせください。


(1)陰性症状の改善
デイケアに参加し、メンバーやスタッフとの会話や活動を通して自分の状態を正しく理解し、気持ちの整理がつくようになります。少しずつ自己像が見えてきて、目標が身近で具体的なものとなり、気分に左右されない持続性を訓練することができます。
(2)体力の回復
精神的には消耗していても、肉体的には寝ていることの多かった入院生活で、筋力が衰え、無気力になりがちです。そこで、まず体力の回復をはかり、それにつれて心身相関として情緒的変化を期待します。
(3)外来通院の円滑化と疾病理解
外来通院をしている患者さんは、時間的な制約などから気になっていることを率直に質問することができず、ひとり決めをしてしまう場合があります。気楽に医師あるいは同じような悩みをもつ仲間と病気や薬の話をできれば、ある程度、症状の悪化を防止することができます。
(4)前職業訓練
実際に社会に出る前に訓練しておくべきことがあります。作業能力、人間関係をつくる能力、緊張に耐える能力などです。和気あいあいとした活動ばかりでなく、治療としての適度なストレスを作ります。
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